運動機能開発プログラム with COVID-19



 

9月19日(土)にMDP(Motor Development Program、運動機能開発プログラム)をオンラインで開催しました。スペシャルオリンピックスのアスリートとコーチの皆さん、そしてハンズオン東京のボランティアの皆さんと合わせて16名が参加しました。プログラムの内容はタオル体操、パチパチマン体操、ペコリナイトのダンス、そしてラジオ体操で、今回もみんなで楽しく体を動かしました。

MDPは発達障がいのある小学生のアスリートたちが、ダンスやエクササイズ、ゲーム等を通じて運動機能を少しずつ伸ばしていく過程を、スペシャルオリンピックスのコーチと一緒にサポートするプログラムです。

COVID-19の影響で活動をお休みしていたMDPは、6月からオンラインに活動の場を移行、今回、6度目の開催でした。このプログラムをリードしてくださっている、認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京 MDPマネジャー 日野美也さんと、ハンズオン東京のボランティアリーダー 野崎奈緒さんにプログラムの感想を伺いました。

日野さん「最初はオンラインでどうやればいいのかわからないというのがありました。オフライン(会場で開催)のときは、目の前でアスリートの動きがみえるので、オンラインで、それがどこまで体感できるのかというのも不安でした。でも、6回目にもなると、システム的な問題にも大分なれてきて、みんなでうまく活動できていると思います。MDPのプログラムは音楽を使って体を動かすのがメインなので、オンラインに移行しやすかったというのはあったと思います。一方通行ではなくて、オンラインで両方向でつながってお互いに声が聞こえる、名前を呼んで返事をしてもらえるというのは、やっぱりいいですね」

野崎さん「(COVID-19の影響で活動が休みだったので)たとえオンラインでも、アスリートの顔が見えるのがうれしかったです。オンラインでみんなの顔がみえるだけで楽しかった。オンラインの開催で、最初はあまり集中できてなかったアスリートたちが、6回目になって、だんだんなれてきて、いつもと同じように動けるようになってきていると感じています」

ハンズオン東京がオンラインでの活動の機会を作ることにより、コロナ禍でもボランティアの皆さんとパートナーの皆さんとがつながって「一緒に活動をしている」という思いを伝え合う、架け橋となれたことを嬉しく思います。

COVID-19への対応は日々変化しているため、次回の活動については、まだ詳細が決定していません。オンライン、オフラインでの活動で、また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!






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